今年で開業30周年を迎えた新横浜にあるラーメン博物館は、全国各地から選りすぐられた名店が出店しています。30年の間に福岡県からは博多一風堂やふくちゃんラーメンなど6店の名店が出店、その6店の内の一つが『魁龍 博多本店』です。
魁龍 博多本店の特長は、何といっても超濃厚豚骨スープ、いわゆるド豚骨です!豚骨の本場・福岡のラーメン店の中でも豚骨スープの濃厚さはナンバーワンです。豚骨臭が苦手な方は無理ですが、ド豚骨を求め全国各地からの来店者が絶えません。
今年4月2日には「オモウマい店」で1時間に渡って魁龍 博多本店の内容が全国放送されると、全国各地から来店者が押し寄せ、駐車場待ちの車が殺到して警察が出動する騒ぎになったそうです。
テレビでの放送から1ヵ月が経ち、やっと行列が落ち着いたようですので、10年以上ぶりに魁龍 博多本店に行ってみました。
魁龍 博多本店へのアクセス
魁龍 博多本店は福岡空港に近い郊外店で、最寄り駅の竹下駅からは1.7km、徒歩で30分近くかかるので、ほとんどの方は車で来店されています。私が11時の開店時間少し前に到着すると、すでに5名のお客さんが開店を待たれていました。
11時になって開店となり、入店するとすぐにかなりの豚骨臭がしました。さすがはド豚骨のお店ですね!
ずんだれ激推し
魁龍 博多本店の森山大将は麺の茹で加減を「ずんだれ」で激推しされています。普通の博多ラーメンは麺の茹で時間が30秒から1分程度ですが、ずんだれは5分超えだとか。九州の方言ではだらしないことを「ずんだれ」と言うことが多いみたいですね。
店内ではお客さんのアテンドを担当されている大将は「何かのメニューのずんだれとおっしゃってください!」とお客さん一人一人に念を押すようにずんだれを激推し!おすすめというよりは半強制のような感じでした。笑
それでもカタを注文する猛者がいるのが凄いです!八女のアナワシのように、麺の茹で加減を選べないと記載しておけば、わざわざ「ずんだれ」と言わずに済んで楽になるのでは?と思いますが、そこは大将がお客さん一人一人を説得するのが好きなのでしょう。
ちなみに店外ののぼりも「ずんだれ」推しです。笑
魁龍 博多本店のメニュー
デフォルトのラーメンは800円です。ワンタンメン 1,000円、魁龍ラーメン(チャーシュー2枚増し、ワンタン入り)970円、魁龍全部のせラーメン(1番人気だとか) 1,080円と高くはありません。チャーハンはありませんが、餃子は7個で400円、お得なセットは餃子5個+(ご飯、おにぎり、替玉のいずれか1つ)で330円です。
私は魁龍ラーメン 970円をずんだれでお願いしました!
魁龍ラーメンが着丼
注文して約5分弱で魁龍ラーメンが着丼となりました。小さめの丼なのでボリュームが少なく見えます。麺の茹で時間は5分以上と聞いていましたが、提供時間が少しだけ早いですね。着丼してすぐから結構な豚骨臭がします!
麺は北九州の老舗製麺所「阿部製麺」の中細ストレート麺です。早速麺を啜ってみると、超濃厚なスープを持ち上げてくれて美味しくいただけます。
チャーシューはかなりの薄切りで、可もなく不可もなくという感じなのでチャーシューメンを頼む必要はなさそうです。
ワンタンは普通に美味しいので、もしチャーシューメンかワンタンメンを選ぶならワンタンメンがおすすめです。
麺の量も多くはないのであっという間に麺を食べ終わりました。
裏メニューのまかない油そばを注文
他の方は普通に替玉を注文されていましたが、魁龍 博多本店には表に出ていない裏メニューの「まかない油そば」220円があります。このメニューは常連さんだけが頼めるものではなく、本当にメニューの裏側に「まかない油そば」のシールが貼ってるので裏メニューなのです。笑
私はまかない油そばを注文してみました!あえて麺の固さは指定しませんでしたが、おそらく「ずんだれ」になっていたかと思われます。笑
まかない油そばは普通の替玉より麺量が少なく感じました。ド豚骨のスープに浸っていないのであっさりと食べる事ができます。麺に脂と醤油ダレだけで味付けされているそうで、他の店では味わえない裏メニューでした。
魁龍 博多本店 魁龍ラーメン まとめ
おすすめ度(☆10が満点) ☆7 麺 〇 スープ ◎ チャーシュー △ ボリューム △
10年以上前に行った時には「ずんだれ」推しはありませんでしたが、今回は凄かったです。 1度はド豚骨スープと森山大将のずんだれ推しを体験してみるのもいい経験になるかもしれません。
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